ウケる技術を使いこなすために必要なこと

公開日: : 最終更新日:2014/10/13 コラム

「夢をかなえるゾウ」などで有名な、水野敬也という作家がいます。

僕が初めて読んだ水野敬也の本は、「ウケる技術」というハウツー本でした。

中学2年生のときに読んで以来、僕のバイブルで在り続けている本のひとつです。14歳のときに「ウケる技術」を読んでいなかったら、今の自分はなかったと言い切れます。
僕が水野さんを尊敬するのは、彼が「ウケること」に対し、非常にストイックな精神でもって取り組んでいるからです。

誰かを笑わせるためには相手を楽しませるホスピタリティが必要です。一人よがりじゃ誰もついてきません。一般的な常識・バランス感覚を持っているのと同時に、そのバランスを上手に崩すセンスが必要です。簡単な仕事ではないはずです。特に、水野敬也さんのレベルでそれを実行しているということ、10年も20年も続けていることがすごいです。

彼は本を書く仕事の他にも、たくさんの仕事をこなしています。例えば、先月公開された「イン・ザ・ヒーロー」という映画の脚本は、水野さんが書きました。僕はまだ見ていないのですが、早く観に行かねばと思っています。さらに、リアル脱出ゲームのような企画もやっているようです。

また、水野さんはブログがめちゃくちゃ面白いです。その名もずばり「ウケるブログ」というタイトルなのですが、その名に違わぬ高いクオリティの記事をたくさん書いておられます。ウケる技術を片手に、ブログの中で具体的にどの技術がどのように使われているか研究してみれば、かなり力がつきそうですから、面白い文章が書けるようになりたい人は水野敬也のテクニックを学んでみるといいと思います。

ただし、ウケる技術を実際に使いこなせるようになるためには、座学だけではだめです。「面白い人」というのは、周りの「面白い人」「面白いコンテンツ」などからインプットした「面白い」を吸収してアウトプットするタイプの人と、元々ぶっ飛んでいてめちゃくちゃ面白い人の2つに別れます。後者のタイプは俗にいう「天才」です。なろうと思ってなれるものではありません。

「普通の人」が「面白い人」になるためには、ある程度のインプットと、アウトプットの練習が必要です。また、そのためには面白いものがなぜ面白いのかを分析する術をつかんでおくと伸びやすいと思います。

ですが、いくら技術があっても本人が持っているそもそもの魅力が弱ければ、技術を輝かせることはできません。常にアンテナを張っている人であれば、日常の些細な事柄からでも「面白い」を引き出せるため、ネタが尽きることはありません。ですが、いくつかの「鉄板ネタ」を頼りに笑いを撮り続けていくような態度では、ネタがすぐに枯渇してしまうため、長続きしないのです。下ネタや自虐ネタに頼りすぎる人も、同じ症状にあると言えます。

心技体、すべてがそれって初めてウケるのです。

その点水野さんはすごい。魂を削っている感じがして、凄みがあるんです。

僕は14歳の頃、水野敬也にウケる技術を学び、往年のテキストサイトを徹底的に読み漁り、太宰治の私小説などの鉄板を押さえ、柳田理科雄の空想科学読本などのサブカル的・ギーク的な感性に浸り、おぎやはぎのネタやトークを暗記するまで見て勉強しました。結果、僕は、自分で言うのもなんですが、「面白い話」をしたり「面白い文章」が書ける人間になりました。将来はお笑い芸人になろうと、本気で思っていたくらいです。

中高生の頃に書いていたブログは、今読み返しても普通に面白くいのでびっくりします。黒歴史どころか、輝かしい過去です。

かつての僕が「ウケる」ために重ねていたストイックな努力は、「ウケる」ことに対してかつて程の貪欲さを持てなくなってしまった今でも、財産として残っています。これから先、何をやるにせよ、ストイックさだけは忘れないようにしたいものです。

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