LGBTの祭典、TokyoSuperStarAwardsに行ってきました。
Tokyo SuperStar Awardsとは?
5回目の開催となった今年は、2014年12月6日、六本木のビルボードライブ東京で開催されました。
Tokyo SuperStar Awardsとは、社会とLGBTの架け橋を築いた功績を称える賞です。多様性を認め合い、誰もが’ありのまま’の自分でいられる社会を目指しています。
Tokyo SuperStar Awardsは2010年に設立されたアワードで「日本のLGBTの可視化」「多様性尊重の経営に取り組む企業・プロダクトの紹介」「LGBTコミュニティから未来を担う日本の子どもたちの支援」の3つの活動を展開するプロジェクトの総称です。
LGBTカルチャー、LGBTコミュニティの発展に貢献した個人・団体の活動をより多くの方々に認知してもらう機会を増やすと共に、LGBTコミュニティをサポートする企業・プロダクトを紹介することで、LGBTと企業活動が共に成長し続ける関係を築いていくことを目指しています。また、こうした活動を通して得られた収益は、未来を担う子供たちの支援に当てており、LGBTコミュニティのみならず、広く日本全体の視点に立った、次なるより良い未来に向けた活動を実施しています。
僕はLGBTではないのですが、TSSAの趣旨や考え方に賛同する部分があり、たまたまお誘いがあったので遊びに行ってみました。ソフトバンクやGAPといった、誰もが知っているような企業が協賛していることもあり、非常にゴージャスなイベントとなっていました。
今年の受賞者
LGBTコミュニティと社会との架け橋を築き、多様性あふれる社会の実現に寄与した文化事業、プロジェクトに贈られる『コミュニティ賞』には、日本のファーストレディである安倍昭恵さんが選出されました。
安倍昭恵さんは 2013年パシフィコ横浜にて国際シンポジウム「エイズを考える:アフリカと日本の共通課題」を主催。 先進国で唯一感染率が上がっている日本の現状に関心を寄せ、 同年8月には新宿2丁目にあるLGBTのコミュニティセンター「akta」を訪問されました。 そして2014年4月、「東京レインボープライド2014」では ドラァグクイーンやLGBTコミュニティの代表者たちと共にフロートに乗り、約3000人のLGBTと一緒に東京を行進しました。 フェイスブックでは「どんな人も差別されることなく幸せに、豊かに生きていかれる社会を作っていきたい」と述べ、 その勇気ある活動は、多くのLGBTに希望を与えました。
夫である安部総理には、LGBTに理解があるようなイメージが全然なかったので、安倍昭恵さんがそうした活動をしていたというのが意外でした。
『カルチャー賞』には2作品が選出されました。
社会貢献活動なんかにも積極的なアーティストである、MISIAの『HOPE & DREAMS』という曲。
正直、音楽的にはそんなに趣味じゃないのでピンと来ませんでした。
小池 みき (著), 牧村 朝子 (監修)
33人が同居するシェアハウスにやってきた、とってもかわいい女の子。
彼女の名は牧村朝子、通称「まきむぅ」。職業はタレント。
ある日彼女はこう言った。
「私、早く彼女が欲しいな~」
そう、彼女は「レズビアン」だったのだ。
やがて“運命の人”森ガ(フランス人)と出会ったまきむぅ。
なんとフランスで「結婚」までするそうな! ?
幸せいっぱいに見えるふたり、でもその過程には当然悲喜こもごもが……。
元同居人みきによる、独断と偏見と愛に満ちた(?)恋愛観察日記。
エッセイ漫画というジャンルになるんでしょうか。普段読まないジャンルなので、まったく知りませんでした。
『メディア賞』
LGBTコミュニティとそのカルチャーを正確かつ公平に報道、描写したテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネットなどのメディア・作品に贈られます。
今年のメディア賞には、「LGBTの結婚」というテーマを取り上げた『ゼクシィPremier(プレミア)』が選ばれました。
『海外賞』
以前発売された自伝でゲイ疑惑を否定していたものの、本当は自らがゲイであることをカミングアウトしたイアン・ソープ選手に贈られました。
僕はティム・クックが選ばれると思っていたので意外でした。
写真も撮ってもらいました
イベントに行って、当事者ではない僕がLGBTについて考えたことも書きました。
合わせて読んでみてください。