情熱がないなら、ブログなんて始めるべきじゃありませんよ

公開日: : コラム, ブログ運営

文章を書いている女性

ときどき、「ブログってどういう風に書けばいいの?」と聞かれることがあります。

僕はライターをやっていたこともありますし、月々の携帯代くらいはブログで賄えています。言うなればプロの文筆者ですから、そんな僕に文章やブログの書き方を聞きたくなる人の気持ちもよくわかります。

ポエムみたいなクソブログならどうでもいいんですが、きちんと人に読まれたい。誰かに記事を届けたい。ブログでお小遣いを稼ぎたい。みたいな気持ちを少しでも持っているんだったら、やっぱりそれなりに「読ませる文章」を書く必要があるんです。

そのためには、「てにをは」に気をつける、変に謙遜しない、みたいな小手先のテクニックを使うのも確かに有効ですが、いやいやちょっと待てよと。

僕が声を大にして言いたいのは、情熱がないならそもそも書くな。ということなのであります。

素人が情熱のない記事を書くのは時間の無駄

過去の記事を見て頂ければわかる通り、僕がブログを書くのは不定期です。

でも、その代わり1つ1つの記事に血が通ってます。記事を書くときは、これを書かずにはいられない!くらいの感覚で書いてます。

それは一重に、僕が情熱の雷が脳天を直撃したときにしか記事を書かないからです。

よくある初心者向けのブログ書き方講座みたいな記事をみてみると、

・ブログは始めるより続ける方が難しい
・ネタが見つからない、時間がとれないなどの理由で記事を書かなくなる人が多い
・だから頑張って記事を書こう!毎日更新を習慣にしよう!

みたいな話があったりするんですが、別にブログなんて、やらなくても死ぬわけじゃありません。
「ネタがない」「時間がない」みたいなことで更新が苦痛になるくらいだったら、初めから書かなくてもいいんです。

極端な話、「書きたがる脳」という本で言うところのハイパーグラフィア=書きたくてたまらない人以外は、ブログなんてやらなくてもいいと思います。

書かずにはいられないから、書く。
これが正しいブロガーのあり方だと思います。

情熱がないブログには読者もついてこない

ここからは少しテクニカルな話になるんですが、基本的に、素人が情熱も持たずに書いた文章は面白くないんです。

そんなのをわざわざ読もうとおもう人なんて、クソブログの愛好家くらいしかいません。

普通の人は、まかり間違って情熱のないブログにアクセスしてしまったとしても、記事をきちんと読むことなく「戻る」ボタンを押すでしょう。

表現への情熱がないにも関わらずブログを書こうとしている人の大半は、おそらくブログによって直接的・間接的にお金を稼ぐことを目的にしてると思うんですが、そういう態度がもう、SEO的にはすこぶる良くないんです。

Googleはユーザーが記事を読んでいた時間(=滞在時間)なんかを元にして検索時のランキングを作成しているので、滞在時間が極端に短いサイトは質が低いとみなされ、検索の順位を落とされてしまいます。

暇がたっぷりある人が色々研究して本格的にガッツリやるならまだしも、素人が「ブログ飯」みたいな本に影響されて書き始めたブログがブログ飯になることなんて、マジでありえません。

情熱のない記事を書くという作業は、ただ単に書いてる人がつまらない時間を過ごすだけではなく、記事を読んでしまった人の時間をも奪い、最後にはGoogleからも嫌われて終わるのです。

好きなことについて書くんだとか、そもそも僕は文章を書くのが好きなんだみたいな感じならまだしも、ブログをお金に繋げられたら良いな〜ってことなら、悪いことは言いません。ブログなんて書いてないで、その分の時間を勉強なり読書なりに費やした方が、確実に生涯賃金が上がります。

それでもブログを書くなら、気にしておいた方がよいこと

ブログって意外と誰にでも出来るものではないんですが、それでもブログをやるなりたいなら以下のことに気を払っておくと良いでしょう。

①ブログを書く目的をはっきりさせる
僕の場合は、書きたい欲求を満たすためにブログをやっています。
ついでに、誰かに面白がってもらいたくて書いてます。

お金を稼いだり仕事を受注したいなら、それに合わせた戦略を立てて、記事を書いていくのが良いでしょう。

ただし情熱は忘れずに。

②どうやって記事を書くのか?より、なぜ記事を書くのか?を問う
ブログを書く目的と合わせて確認しておくべき項目です。
情熱の温度が低い場合、その記事は本当に僕が書く必要があるのか?それはなぜ?と、自問自答してください。

理想は、なぜ記事を書くのか?なんて自問自答をする前に、指が勝手にキーボードを叩いてるくらいの状態にいることです。

③我を通しつつも、読者の目を気にする
読者を気にしすぎて、変に媚びる必要はありません。
でも、自分の書いた文章が他人に読まれる、ということは意識しておくべきです。

「てにをは」、誤字脱字、文章のリズム、論理構成など、テクニックで治せるところは治しておきましょう。

④面白おかしく楽しみながら書く
無理して書くな、ということです。

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