アメリカで「Dont’ korea=韓国するな」って言葉が流行ってるとかいうネトウヨの妄想について
韓国・仁川で開かれたアジア大会では、参加国から判定などをめぐり疑義が噴出し、競技のたびに問題が起きたそうです。
ま、それはある程度本当の話なんでしょう。スポーツに誤審は付き物だし、そんなに珍しい話でもないと思います。
「審判が買収される」ってのは想像に難くないことではあります。
なんだかなあって気がしないでもないですが、日本のネトウヨはなんだかなあでは済まないようで、
「アメリカのネットユーザーが「Don’t Korea(韓国するな)」という言葉を作った模様」
http://blog.livedoor.jp/giz_gadget/archives/1011291291.html
こんな感じの記事が作られてたんですよ。
ところがこれ、ソースがどこにもないんですよね。
試しにgoogleで検索してみると、
こんな感じで日本語のページばっかり出てきます。
それも、特定の記事をまとめたサイトばっかり出てくるんです。
いやいや、これ全然流行ってないじゃないですか。ちょっとあんまりじゃないですか。
それとも僕の検索の仕方が悪かったんですかね。フレーズ検索したくらいじゃ見つからないんでしょうか。
それでもやっぱり、こうも日本語のサイトばっかり出てくるようじゃ、ネトウヨが捏造したんじゃないかって思っちゃいました。
米国生まれの新語「Don’t Korea」、中国でも大絶賛!「実に的を射た表現」「流行らせよう!」
http://blog.livedoor.jp/nico3q3q/archives/68236346.html
いつの間にやらこんな感じの記事まで出来てて、ネトウヨの捏造がいつのまにやら真実になってる構造です。まじでヤバイと思うんですけど。ヘイトスピーチの永久機関じゃないですか。
ネトウヨは朝日新聞やらなんやらの捏造を憎んでますが、自分たちの大義のためには捏造もやむなしなんでしょうか。
それとも、僕が発見できなかっただけで、どこかに使ってる人がいるんでしょうか。
とりあえず、僕が発見できたのは精々、Facebookの「2014 Incheon Asian Games」で「don’t korea」を流行らせようとしてる日本人がいたことくらいでした。