栄養オタクになって2ヶ月経ったら、体が元気になりました。

僕ね、健康オタクなんですよ。

というのも、僕は結構体が弱くて、週に１回は熱を出すし毎日体がだるいし、下痢ばっかりするし寝付きと寝起きが悪いしで自立神経失調症気味だったからなんですけど、栄養オタクになってからは割りと元気になりました。

昨日こんな記事を書いておいてこんなこというのもアレなんですけど、栄養オタクになってから2−3ヶ月くらいで熱が出ることはなくなったんです。だるさを感じることも明らかに減りました。

具体的には、

たんぱく質を１日50グラム以上取った。

肉体労働やスポーツなどをしていない人の場合、体重1キロ辺り1グラムのたんぱく質が必要だとされています。僕は体重50キロなので、1日辺り50グラムのたんぱく質を目標にして取るようにしました。

大体、

・納豆1パックで6g

・牛乳200ccで6g

・卵１個で12g

・お茶碗一杯のご飯（150グラム）で3.7ｇ

のたんぱく質が取れます。

お肉などの場合、重量のおよそ20％くらいがたんぱく質なので、例えば150gのステーキを食べると大体30gのたんぱく質が摂取できる計算です。ただし、脂肪分の多い肉はなるべく避けるようにしました。

また、卵は豊富なたんぱく質を含んでいますが、後述する「セレン」というミネラルを取り過ぎてしまう可能性があるため、1日1個までとしました。

ビタミンＢとビタミンCを１日の摂取目安量の倍以上取った。

ビタミンＢ群とビタミンCは、過剰摂取の害が特にありません。

ビタミンＢ群が足りないと脳の活動レベルが低下してしまうため、倦怠感や鬱の原因になることもあります。

また、ビタミンＢは鬱の治療薬など脳に働きかける効果があるクスリの効果を高めてくれたりします。

ビタミンCには抗酸化作用があり、免疫力を高める効果があります。

煙草を吸う人は吸うたびにビタミンBやビタミンCを消費してしまうので、食事からだけではなく、サプリメントなどで定期的に補充すると良いです。

そんなに高いものでもないので、僕はこれを常飲しています。

ミネラルを取った。

特に意識したのは、亜鉛と鉄分とカリウムです。
亜鉛は細胞の代謝やたんぱく質の合成、免疫系に欠かせないミネラルですが、通常の食事からは十分な量が摂取できません。僕は小食なので特にそうです。

疲れやすい人やふらつきがある人には鉄分が効果があるし、取り過ぎた塩分を排出してくれるカリウムも健康にはかかせません。

そんなわけで亜鉛・鉄分・カリウムの摂取を心がけたのですが、マルチミネラルのサプリメントは飲みませんでした。

例えば、先ほど述べた「セレン」というミネラルは、1日の必要量と1日の上限量が極めて近く、たんぱく質を十分取っている人であれば卵やお肉などから十分取れているはずです。

下手にサプリメントなどを飲んで過剰摂取すると、脱毛などの症状がでることがあるので、ミネラルのサプリメントを飲む場合は十分注意して選ぶべきです。

カリウムは豆乳や納豆などを食べていれば自然に取れるし、鉄分も食事から取れているので、ミネラルのサプリメントは亜鉛のみ飲んでいます。

食物繊維と乳酸菌を取るようにした。

腸内環境を正常にしないと、せっかく取った栄養が吸収されません。
もったいないので、食物繊維と乳酸菌を取るようにしました。

納豆かキムチは食物繊維と乳酸菌を同時に摂取できるので、よく食べています。
納豆ご飯にキムチや卵や山芋のすりおろしなどをかけると、更に効率良く健康になれると思ってます。

また、キムチの唐辛子に含まれるカプサイシンには脳を覚醒させる作用があるため、元気がない人におすすめです。

カプサイシンはサプリメントでも良いかも知れませんが、カレーを食べれば自然と取れるので、カレーを食べるのが良いと思います。

お酒を減らした

ひょっとすると、これが一番大きいかも知れません。

僕の場合、お酒を飲むと食べれなくなります。
飲んでもたくさん食べれる人はいいのかもしれませんが、僕の場合ただでさえ小食なので、お酒を飲むと栄養不足になるし、わずかに取れた栄養もアルコールを代謝する方にばかり回ってしまうので、体がだるくなります。

また、クスリなどを常飲している人は、アルコールとの相乗効果で体調を悪くするおそれがあります。
お酒は程々にしておいた方がいいでしょう。

栄養摂取を心がけてから2ヶ月くらいで変化を実感し始めた

サプリメントは、飲んだらすぐに効くっていうものではなく、徐々に徐々に体質を改善していくものなので少なくとも1ヶ月は続けてみないと効果がわかりません。

また、各種の栄養素はそれぞれが独立して働くわけではなく、お互い助け合いながら効果を発揮します。
ですから、結局バランスの良い食事をするのが一番なんですよね。

それが難しいならサプリメントを取りましょうってことで、サプリメントありきの食生活は見直す必要があるのではないでしょうか。