ADHDの大学生はアルバイトをした方がいいらしいけど辛い
大学生のADHDが増加傾向にあると言われています。
ADHDとは注意欠陥多動障害のことで、日本でも人口の3%くらいはADHDです。
かつては見過ごされていただけで、実際には昔から同じくらいADHDの人はいたのかも知れませんが、そんなの当事者には関係ない話ですよね。
ADHDと就職
大学生のADHDで、且つ、現在アルバイトをやっていないのなら、すぐにでもアルバイトを始めた方が良いです。これは僕が勝手に言ってるわけではなく、「さあ、どうやってお金を稼ごう?」という発達障害向けの就職マニュアル本に書いてあったので間違いないです。
アルバイト先で様々な経験をつめば、自分の向き不向きがより明確になります。
一般的にADHDには向いていないと言われている仕事でも、ひょっとすると、訓練次第で克服できるかもしれません。「過剰報酬」と言って、弱点だった分野が訓練を重ねることで強みに変わるケースもあります。
就職してから「やっぱり向いてなかった」ということになってしまったら辛いですが、アルバイトなら仮に失敗してもそんなに痛くはありませんから、トライ・アンド・エラーの気持ちで色々試したらいいと思います。
また、自分の適性を探ったり、苦手を克服する努力を繰り返していけば、精神的にも鍛えられます。普通の人が「当たり前」にこなしていることが出来ずに冷たい視線を送られることが多いADHDの人には強いメンタルは必須です。がんがん鍛えておきましょう。
ちなみに、僕はバイトが続いたことはありません。就職も出来そうにないし、大学を卒業できるかどうかもわかりません。辛いです。メンタル鍛えたいです。
まとめ
とにかく風当たりが強いADHDですが、最近では、「テクノロジーの進歩が単純作業の仕事の多くを機械に置き換えていく」という予測も現実的になってきました。一昔前よりは、注意力が必要な事務作業は減っていますし、テクノロジーがなんとかしてくれると信じておきましょう。
来るべきコンピュータと人工知能の時代において、独創的で行動力があるとされる、いわゆる「ADHD」的な性格は大きな武器になるかも知れません。
未来は思ってる以上に近くまで来ています。あとすこしの辛抱です。それまでに死なないようにがんばろうと思います。